捫参記

ДНЕВНИК ЛИШНЕГО ИНТЕЛЛИГЕНТА

理系が学部で非英語圏に留学するということ

困難の連続だ。

特に、研究室配属前の理系の学部生が何らかの情熱・野心・好奇心を持って留学をしようとするには、様々な困難が伴う。学部生で非英語圏への留学というのは、理系にとってキャリアパスを考えた時に利点として働く可能性は非常に低い。メリットがない。その癖、いざ留学しようと思って準備を始めると、語学とは関係ない事務作業といった、面倒である意味「余計な」作業が増える。つまり、ハイリスクローリターンなのだ。例えば、研究室配属前だと直属の担当教員が存在しないことになるし、学部の教員に対して自分がなぜ行くのか、なぜこの時期なのか、といったことを改めて説明する必要がある。これは本当に手間のかかる作業で、通常通り学部生として過ごしていれば必要のない負担である。各種奨学金や、留学先大学との連絡も取らなければいけない。ビザや学部への留学申請書類も準備しなければいけない。文系ならいざ知らず、準備の段階ですでに「孤独」なのである。「大学生なんだから」という声もあるかもしれないが、所詮は学生。たかが知れている。そのような環境でも、自分ですべて進めていかなければいけない。(事務の方々には非常にお世話になっているが)かと言って自分がきっちり作業を遅滞なく回しても、大学側(特に教員)のある種勝手な理由で滞ることはままある。このように非常にストレスフルな環境下でも情熱を保てるか。それだけの熱量があるのか。非常に考えさせられる。
 もし同じ境遇にいるのだとしたら留学は諦めるべきだ。ほとんど意味が無い。自分のキャリアにとって何の得にもならない。それでも諦めきれないなら、今一度自分に問うべきだ。
 情熱はあるか?