捫参記

ДНЕВНИК ЛИШНЕГО СТУДЕНТА

漸漸と

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5月,オリホン島から
 更新もせずに放置していたら留学も後半戦,いつのまにか残り4ヶ月を切ってしまった.これまでの流れを簡単にまとめる.

  • 2月

 ロシア語がほとんどできない状態で渡航する.訳わからん.我ながらよくこんな状態で渡航したと後悔するも時すでに遅し.日本人留学生の方々,大学の国際部の方々に助けられながらなんとか乗り切る.一週間ほどして(日本で自分が通っている)大学から先生と学生が来訪.楽しそうだなと思いつつも,これからここで暮らして行くのだという思いを新たにする.割と早めに街探索に飽きる(寒いのもあった).クラスノヤルスクへ旅行に出かける.

  • 3月

 授業が知っている文法事項ばかりでつまらなくなってきた.個人授業の受講を始める.それ以外は毎日淡々と講義→宿題→就寝のルーチンになっていた記憶しかない.まだロシア語はあんまりわからないけど,頑張って色々聞いたり覚えたりする.

  • 4月

 一番辛かったかもしれない.割と頑張っているつもりなのに,ロシア語力上達が実感できず.春になってあったかくなってきているのに,萎縮していたかもしれない.一週間くらい引きこもっていた記憶.ビザをМногократноеに切り替えた.

  • 5月

 なんだか急にロシア語力が上がってきたように感じる.4月の苦しみはなんだったのか.語学クラスも一つ上のクラスに上がり,6月頭までには勉強時間が1000時間に到達していたはず.6月の訪独・一時帰国に向けてテンションも上がり始める.上旬にはバイカル湖のオリホン島へ行き,割れかけている湖氷を眺めながらのんびりする.自分の心象風景はしばらくオリホンの草原になりそうだ.

  • 6月

 ほとんど旅行していた.まず初めにノヴォシビルスクへ行き,女友達の家に泊まってダーチャへ行ったり,沢山の観光地を案内してもらったりした.もっとも,女友達が綺麗すぎて観光地の風景などほとんど目に入って来なかった.そして同期が留学しているドイツへ.ドイツで割とやりたい放題遊びまくる.一時帰国.成田の「おかえりなさい」標識はそれなりに訴えてくるものがあった.

  • 7月,8月

 日本でバイトしかしていない.例年通り.

  • 9月

 イルクーツクに戻る.しばらくロシア語から離れていたため意外と戻すのに時間がかかることに気づく.あと気温差がおかしい.28度から3度の世界はさすがに体に応えた.日本からの送金用カードを日本に忘れるという大失態を犯し(それだけの用事ではなかったが)下旬に取りに戻る.学部は今学期から所属が地質学部鉱石学科(資源学科?)となり,訳わからない専門用語だらけの地質や探鉱の講義を受け始める.語学クラスの方も一応行ける時は行く形で続けている.ロシア語との再格闘が始まるが,いまいちエンジンが再始動しきれておらず,怠惰な生活.

 このような流れで今に至る.振り返ると,意外にも順調に生活できているような気がしている.後期の目標は以下の通り.

  • ТРКИ-1 или -2を受験して合格する.первыйはもうクリアしてるらしいが,正式な試験を受けていないので一応ちゃんと受ける.
  • научныйなテクストをしっかり読みこなせるようになる.具体的には論文とかの類.

 こんな所だろうか.とにかく学術的な文章を読みこなすために,専門用語を把握しないといけない.いつまでたっても講義が訳わからん状態なので,今月はモスクワまで書籍を入手しに出かける予定.